こどもがエスパー?二晩で消えた超能力

最初に断っておくと、これは本当にあった話です。

今から10年ぐらい前に兄の子供、つまり姪っ子ですね、を2週間預かりました。

夏休みだったので、ちょっと首都圏への旅行をかねての滞在でした。

姪っ子は当時、小学校低学年だったとおもいます。

5色の玉を使うゲームを見つけた

2週間預かるといっても、ディズニーリゾートとか出かけたりするイベントのあるときはいいのですが、普段、家には子供がいないので、普段のちょっとした時間を子供と過ごす道具がありません。

好きそうなDVDをレンタルしておきましたが、それも尽きてしまいます。姪っ子も手持ちぶさたの様子です。

そんな時、クローゼットに祖父母が以前持ってきたゲームがあったことを思い出しました。

それは、オセロと何か5色の玉を盤上の穴に出し入れしてきそうボードゲームでした。

この玉のルールはボクも分からないので、試しにオセロをやってみましたがすぐに飽きました。

そこで思いつきで、さきほどの玉のゲームの球だけ取り出してみました。

色は、赤、青、緑、黄色、白と5色とも原色です。

一番小さいサイズのスーパーボール程度の大きさだったので、ボクの手のひらにはすっぽりと隠れます。

ボクは右手にボールを一つにぎって、姪っ子に差し出しました。

この色は何色かあててみて!

姪っ子は「黄色!」と言い、手のひらを開くと中の玉は黄色でした。

おお、すごいすごい、と言いながら、次の弾を握り

「今度は何色かな?」

「しろ!」

「おお、すごいな、2回続けてあたったよ。天才だな。よし、次はどうだ」

「黄色!」

「また当たりだ。今度はどうだ」

「あか!」

「・・・」もうボクは笑ってはいられませんでした。

5色の色を4回続けて当てる確率は5の4乗分の1=625分の1である。

この程度の偶然は日常ではなかなかお目にかかれないことを、ボクは知っています。

姿勢を正してやってみました

インチキでないのは自分が一番知ってはいましたが、自然と姿勢を正して、玉も5つだけではなく全部手元に置いて、握るときも姪っ子を後ろを向かせて次を試しました。

「今度はわかるかな?」

「みどり!」

あたりです

「次は何色?」

「みどり!」

当たりです。もう、偶然のレベルをはるかに超えています。

何だか他にも証人がほしくなり、妻を呼び、目の前でやってみたところやはり当たりは続きます。

追加で3連続あたりでしたので、もう200万分の1の確率です。

妻は、ボクと姪っ子で何か仕掛けのある色当てで、自分をからかっているんだろうと考えたようで、へー、と疑わしそうに笑って台所へ戻ってしまいました。

「インチキじゃないのにね」と姪っ子とボクは顔を見合わせ、あと2回色当てをしてみました。

これも合っていたので、すでに5000万分の1の確率をクリアしてしまったことになります。

次の日も能力は続いていた

昨日の現象はすごく大変なことだというのはわかってはいるものの、何か人ごとみたいな感じに思っていたのですが、翌日も10回以上、連続して色を当ててしまいました。

姪っ子は、この何かに役立つとも思えない能力を授かってしまったんだな、とその時思いました。

そして能力は突然消えた

能力に気づくのも突然だったけど、消えるのも突然だった。

家に別のお客さんが来たときに、「ちょっとスゴイことできるか見てくれる?」って言ったら、もう出来なくなってた。

ちょうど5回に1回ぐらいしか当たらなくなっていたのである。

あの能力は何だったのだろうかと、今でもたまに思い出します。

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