週刊ポスト9/21号 五輪競技団体の「権力者」20人リスト
ウェイトリフティング 三宅義行の名前も掲載!
週刊ポストが記事の一部として掲載した五輪競技団体の20人権力者リスト。
記事掲載の週刊ポスト発売翌日に、リスト上の人物「ウェイトリフティング 三宅義行」がパワハラ疑惑としてワイドショーに取り上げられた。
まさにジャストタイミングの記事であった。
東京五輪まで時間がないこともあり、問題があるばあいには各競技共に早めに解決、新体制で東京五輪を迎えたいことだろう。
また各競技いろいろな問題が発覚し、テレビや週刊誌のメディアに取り上げられやすいタイミングである。
という事情から、今後このリスト中から次々と問題が暴露される可能性もある。
【五輪競技団体の「権力者」20人リスト】
- 馬術 千玄室
- ホッケー 中曽根弘文
- カヌー 成田昌憲
- バドミントン 銭谷欽治
- ラグビー 森喜朗
- 卓球 松下浩二
- テコンドー 金原昇
- スケート 橋本聖子
- フィギュアスケート 城田憲子
- スキー 古川年正
- 陸上 河野洋平
- ソフトボール 徳田寛
- レスリング 福田富昭
- 柔道 上村春樹
- 自転車 佐久間重光
- ウェイトリフティング 三宅義行
- クレー射撃 麻生太郎
- ハンドボール 湧永寛仁
- 空手 笹川堯
- バスケットボール 川淵三郎
こうやってリストにしてみると、問題のある権力者一覧と勘違いしそうだが、記事では権力者の存在は「マイナス」ばかりではない、と言っている。
(週刊ポストから引用)
アマチュアスポーツに詳しいジャーナリストの折山淑美氏が語る。
「運営資金不足に陥った時、各所の人脈を生かして協賛企業を募ったり、五輪競技から外されそうな時に政治力で回避できることもある。『一人のカリスマ』の存在によって解決することは確かにあるんです。
選手育成には別段関係ないけども、競技自体を金銭面、ポジション面で良い環境におくには「権力者」の力が必要、とも読めます。
麻生太郎、森喜朗など大物政治家の名前がリストに見られるのも、上記のような意味合いが強いのだろう。
いっそ、経営部分と選手育成部門を明確に分けての運営を義務づけたら、パワハラなどの問題は起こりにくいのかもしれない。