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このページは2017年9月28日発売の週刊文春 10/5号を読んで、面白かった記事にコメントしています。
週刊文春 10月5日号(1005)
「小池新党」に“希望”はあるか がらくた市、掃き溜め批判も
![](https://exasy.com/wp-content/uploads/2017/09/1005-1.jpg)
【大ざっぱな記事の中身】
もともと小池百合子は、若狭氏をあてにしていなかった。都知事選で支持してくれた恩があるだけで、水面下では自分で動いていた。そして、民進党を取り込み選挙態勢が出来たと言うことで、自ら代表として会見に踏み切ったのだ。
またお金の算段として、日本のこころを取り込むことで、その政党の残余資金数億円を持参金とするあてがついたらしい。
これらのことは事前には若狭氏はもちろんのこと、細野氏にも伝えてはおらず、新党の届け出がされたことも記者から教えてもらったぐらいである。
もともと小池氏が動く前の公認候補は、若狭氏側は、小池塾、そしてそこから流れた若狭塾から絞った候補で、保証金600万円を自前で用意させてのオファーだったという。しかも、優秀な人材は既に都議選で選出されており、この選から漏れた人々から選ぶという質の低さだった。
一方の細野氏側の公認候補は、古巣の民進党に手を突っ込んでおり、民進党の公認料をもらったら、離党してそのお金で立候補して欲しいと持ちかけていたという。
山本モナとの路チュー事件と言い、ホントにセコくて男気のないヤカラである。
【記事を少し離れて】
民進党が正式に小池新党に合流することが決まったのが本誌発売前夜であるので、この記事には載っていなくて当然なのだが、小池側は民進党議員をふるいにかけ、最初の踏み絵として『憲法改正』『安保法案』に反対の議員にはお引き取り願うと言っている。
ということは小池新党『希望の党』は、現民進党の保守系議員が主な顔ぶれになりそうである。
小池氏は顔ぶれ云々よりも、全国に組織があるという一点で民進党を選んだように思う。
投票日まで、本日から3週間しか無いわけで、全国組織の無い状態での選挙戦はちょっとあり得ないからだ。
正直、ボクはちょっと面白いことになったぞと思っている。
その理由をあげてみると、一番の見どころは自民党と希望の党の一騎打ちというところである。
若狭、細野両氏の新党では訴求力が足りなかったものが、小池氏の参加で一気に現実味を帯びてきた。
しかも少なくとも10月の衆議院選では希望の党の中身は民進党の右派であるというのだから、面白さも倍増である。
実はボクは民主党が下野したときに、二度と旧、新問わず民主党議員には票を入れないと心に決めた。
それほど、政権運営はヒドいモノだったし、やはり官僚を動かすパワーとノウハウがなければ、口ではどんなにいいことを言っていても何も実現しないと言うことが分かったからである。
例えば、民主党政権は官僚の天下りを一掃すると言っていたが、最初の年だけは減ったものの、翌年以降は民主党政権下で大幅に増えているのである。
ボクが楽しみにしているのは、そういったドマイナスの評価がされている民進党が、小池新党の衣をまとっただけで躍進できるのか。
というよりも、日本国民はそんなに忘れっぽいほどバカなのか、という点に純粋に興味がある。
半年前なら、有権者はそこまでバカじゃないよと笑っていたと思うが、都議選で素人集団の都民ファーストが躍進したのを見て、有権者って結構バカなのね、と思いなおしてしまった。
このことが政党の看板を掛け替えただけで国政でも起こってしまうのか、興味深いのである。
ボクの予想では、小池百合子は知事を放り出して選挙に出るんじゃ無いかと思っている。
そうした際に、そんないい加減な人間に、国民は、そして東京都民は希望の党に票を入れるのか、ということも興味がある。
また桝添都知事の時にも問題になったが、都知事選を1回行うと50億円かかるのである。
また、都知事を辞めない場合でも公務として選挙投票日前日の10月21日にはパリへの出張が決まっている。
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/09/08/05_01.html
国外で3週間しかないので、取りやめにした場合、キャンセル料は数十~数百万円単位でかかるだろう。
党の代表としてというこじつけはあったとしても、結局は個人的な理由である。
都知事として道義的、金銭的な問題は当然残る。
小池百合子が都政でまだ何も結果を出していないのは共通認識だと思うが、その小池氏が都民のお金50億円を無駄にして、自分のワガママを押し通すことに対して、有権者はどうみるのかも楽しみである。
小池氏が出なければ、パッとしない希望の党、小池氏が出れば都政の投げ出しに対する批判が大きく、どっちに転んでも面白い状況と言える。
どちらにしろこれから、小池氏は民進党の色を消す様々な手法を使ってくるのは間違いないだろう。
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