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週刊新潮 3/15号を読んで、面白かった記事にコメントしています。
週刊新潮 3月15日号(0315)
「コインチェック社長」だけでも逮捕したい「警視庁」100人の捜査態勢
この記事のポイント
- 警視庁生活安全部のサイバー犯罪対策課が捜査を担当
- 犯人逮捕の可能性はゼロに近い
- 流出事件が世界に与えたインパクトは大きい
- 和田晃一良社長を逮捕できないか検討中
警視庁は、このコインチェック580億円相当のNEM通貨不正流出事件で、100人体制で捜査に当たっている。
不正流出させたハッカーは、検索エンジンにかからない闇サイトで他の通貨に交換し、犯人逮捕は絶望的だという。
そこで、というわけではないのだろうが、社長の和田晃一良社長の逮捕を検討しているという。
逮捕理由は、改正資金決済法違反。
つまり、顧客のお金、資産を会社のものを分けて管理していなかったということ。
この法律に違反すると2年以下の懲役か300万円以下の罰金となる。
そして、社長が逮捕となれば、問題が起こるまでみなし業者として営業していたコインチェックの仮想通貨交換業者登録も絶望的になり、破綻はまぬがれないと記事はいう。
そしてこの記事の載った週刊文春が発売された夕方、コインチェックから臨時の発表があった。
それによると、流出したNEM分の補償金の支払いと、凍結していた預かり仮想通貨の出金再開の目途がたったというものであったが、具体的な内容は翌週に発表するとの内容だった。
もしかしたら、そういった社長逮捕の動きも察知して、発表だけ早めに行ったのだろうか。
ボク個人としては、会社が倒産しても、社長は是非とも逮捕してもらいたいものである。
何故ならボクも今回の被害者の一人だから…
コインチェックの今後
コインチェックの誠意のない対応は身に染みているし、この会社が無くなっても一向にかまわない。
一部に倒産せずに流出分の補償を行う対応を手放しでほめたりしている人もいるようだが、それは違う。
流出した仮想通貨は北朝鮮に流れた可能性も高いが、もしも今の朝鮮半島危機で戦争が起き、日本人に一人でも被害が及ぶようであれば、それはコインチェックからの流出した仮想通貨のせいかもしれないのである。
では、コインチェックのセキュリティについては難しかったのかというと、そうではない。
臨時的なつなぎ措置としても、2万円程度のハードウェアウォレットをamazonや楽天などで買ってきて、NEM公式のWALLET(お財布アプリ)を利用していれば、少なくともNEMという通貨に関しては被害を10分の1以下に防げたはずなのである。
要はコインチェックの怠慢から生まれた今回の事件、コインチェックから逮捕者が出て当然だとボクは思っている。
そして、それを前提にコインチェックが仮想通貨交換業者登録を実現するためには次の2点は絶対だと思う。
- 仮想通貨の絞り込み
- 現経営陣の総退陣
XMRをはじめ、匿名性の高い通貨は扱わないこと。
大塚氏を含めて、和田氏の身内取締役も総退陣すること。
この2点が実現されなければ、金融庁は決して登録業者のお墨付きを与えない。
それだけ金融庁が現経営陣に持つ不信感は根強いのである。
和田社長という人
あえて、彼を和田君と呼ぶなら、なんでもアプリケーションのプログラミングに関しては上手だという。
コインチェックのプログラムの原型も一人で作ったとか。
ただ、一人でコツコツとプログラミングをしても、プロジェクトリーダーとして大人数を抱えたプログラミングに精通するわけではないし、会社の経営に精通するわけでもない。
要は株をたくさん持っているから社長の肩書をつけているだけで、まったくその肩書に見合う仕事はできていなかったんじゃないかと想像する。
そして残念なことに、それは真実だったのだろう。
ツイッターのつぶやきでの性格の悪さや、金融庁をなめた態度(CCを大きくて潰せない会社にしようという目標)が週刊誌等を通じて露呈してきているが、潮時ではないだろうか。
大塚氏とともに、お引き取りください。
※この記事の内容には、他メディアからの知識、筆者自身の思い込みが混在しているため、元記事に忠実ではありません。興味のある方は対象雑誌を直接確認ください。
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(週刊新潮 3月15日号 目次)
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