トップの画像の左が田崎史郎(時事通信社特別解説委員)で、右が伊藤 惇夫(政治アナリスト)です。
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左右のコメントを ひるおびTVショーで実現
お二人は、TBS 月~金曜日10:25~13:55放送『ひるおび』コメンテーターとして、12時過ぎに出演されることが多いようです。
田崎さんが一生懸命話す横で、伊藤さんは聞いていないふりかいつも苦々しい顔をしています。
というのも伊藤惇夫は完全に左よりで安倍政権が大嫌いですし、田崎史郎は安倍政権の心情をなぞるコメントが多いためです。
いい歳して大人げないですねw
田崎さんの方は、大人なので自分の意見と違っても、伊藤さんが筋の通った話をすると、ウンウンと大きく頷きながら相づちを打ってくれますw
一方、伊藤さんが田崎さんの話に頷くことは殆どありませんw
田崎スシローと同じ人?
ちなみに、グーグル先生の第二キーワードは、伊藤惇夫が「左翼」、田崎史郎が「寿司」「安倍」です。
まさにイメージそのまんまですね。
「寿司」というのは、一部ネットで田崎スシローと呼ばれているためで、同じ人物を現しています。
伊藤さんの黒髪フサフサの見た目には騙されてしまいますが、実は伊藤さんのほうが田崎さんよりも2つ年上なのです!(驚)
カツラかな? 染めてるのかな?
ひげが白いところをみると、、、うーん判断が付きません。
毛量も多いようだしなあ?
カツラを脱いだり、本来の髪の色に戻したりしたら、伊藤さん、大部ビジュアルがかわりそうな気がします。
本人だとは分からない可能性大。
この右と左に見事に別れて決して交わらないお二人のコメントですが、二人分を続けて聞くと左右のバランスがとれたいい状態になります。まさに芸術。
二人のプロフィール
ここでお二人の経歴を紹介します。
【田崎 史郎】
2010年時事通信社を定年退職、2015年6月をもって再雇用契約が終了したが、特別解説委員の肩書で時事通信社と関わっている。
ボクが不思議に思ったのが、時事通信社というと左寄りのイメージがあったのですが、田崎さんにはそういった傾向は一切見られません。
不思議です。
【伊藤 惇夫】
1973年 自由民主党、1994年末 新進党、1996年 太陽党、1998年 民政党、同年 民主党 の各事務局に勤務。
太陽党以後は、いずれも事務局長を務めた。
新党結成に次々と立ち会ったことから「新党請負人」の異名を持つが、言い換えればそれだけ長続きしなかった政党にしか関わらなかったとも言える。
彼の発言を聞いていると、民進党(民主党)大好き、自民党大嫌いである。
大部ひどい形で自民党を追い出されたのかもしれないな、と推測します。
ひるおびコメントの傾向
田崎さんのコメントは安倍政権寄り(右寄り)と言われることが多いですが、ボクは単に話と知識のバランスをとっているだけだと思っています。
彼の知識量は豊富で、きちんと勉強もしており、ポジションゆえの独自の情報ソースも持っているため、ついつい知っている情報を知識不足の方に補足してしまうのです。
正しい情報に基づいたTV番組でのコメント(いわゆる正論)は、折角盛り上げようと(焚き付けようと)している話題を狭くしてしまうので、だいたいの場合疎んじられます。
もし、TBSひるおびの番組構成が右寄りのトーンで作られていたら、田崎さんはバランスをとるため多少左寄りのコメントをするような気がします。
ボクは田崎さんは、非常にバランス感覚に優れたコメンテーターだと思っています。
一方、伊藤さんのコメントは、安倍政権をたたくためならどんな点でも突きます。
例えその本質が安倍政権に問題がないと知っていても、それを隠したまま別角度から難癖をつけることは良くあります。
ここまで一方方向から物事を語るというのは、いっそ清々しく視聴者に分かりやすいという点では評価できます。
ただし、安倍政権が窮地に陥ったり、支持率が急落したときには、ゆったりと構え余裕のコメントをしたりします。
10.22衆院選前に森・加計問題で支持率が急落したときなどは、いつもニッコニコでした。
反対に安倍政権が息を吹き返すと、鬼の形相で田崎さんに食ってかかりますw
なので、この記事に書いてあることと違う、などとは決して思わず、今、こんな政治状況だから伊藤さんが笑ってるんだ、怒ってるんだ、とお考え下さい。
もちろん、これは言い訳も含んでいますw
どちらにしても、お二人のコメントの中間に世論の多数意見があるんだな、という見方をすれば、『ひるおび』はすごくバランスのとれた良い番組だといえます。
みなさんがお二人を番組で見かけたら、この記事を頭に入れて見ていただくとより楽しめるでしょう。
ネットの評価
お二人のことをネットで調べてみると、平等な視点で二人を評価しているコメントが少ないように思います。
田崎さんは、安倍さんの飼い犬扱いですし、伊藤さんは、反対に反日左翼扱いで攻撃されまくりです。
一度、ご自分の目で『ひるおび』を見て、お二人を判断してみてくださいねw
一時期、ひるおびに文科省OBの寺脇研という人物が加計用のコメンテーターとして出演していました。
彼は古巣の文科省と前川の代弁者で、彼がコメントすると場が荒れて、純粋に田崎さんと伊藤さんの絡みを楽しめません。
7月24日の放送では、(あの!)伊藤さんにまでたしなめられる始末で、文科省に偏ったコメントが異臭を放っています。
文科省はやっぱりOBも含めて三流の役所なのかな?と改めて思ってしまいましたw
参考記事:【石破茂】安倍を背中から撃つ元防衛大臣
田崎と伊藤の和解?(2017/11/1)
選挙が終わって1週間がたちますが、すっかりテレビ番組から自民党の話題が消えてしまいました。
そして政治話題の主役は、民進党、希望の党と立憲民主党と、小池氏叩きとなってしまいました。
こういった状況で田崎、伊藤両氏の不思議な光景を目撃してしまいました。
10月30日 田崎氏のコメントに、伊藤氏が微笑みながら頷いた事件
いやあ、もう衝撃でした。
話題は、立憲民主党のことでした。
たしか田崎さんが、次のようなことを言ったときです。
「今後の立憲民主党の課題としては、党に広がりを持たせられるかどうかですね。(メンバーもそうだし)社民党と同じだと思われたら、これ以上の拡大はないかもしれませんからね」
このコメントに、隣の伊藤さんが、微笑みながら頷いたのですwww
立憲民主党の話題は、二人にとってどうでもいい話題なんだということが分かりました。
10月31日 伊藤氏が自民党をほめて立憲民主党をけなした
TBS解説委員 龍崎孝氏だったと思いますが、彼もやはりTBSですからいつもはきちんと左寄りの発言をする方です。
その龍崎氏が、「立憲民主党議員(というか民進党議員)の足りない点は、自民党のように地元の集まりに足で稼ぐような活動をしていないこと。連合の指示さえもらえば、それでOKのような雰囲気がある」というような発言をした。
すると伊藤氏も同調し、「最後は連合と風頼みである。きちんと足で稼げるようにならないと何も変わらない」とコメントしました。
(うろ覚えなので、大筋合っていたら許してね)
そして田崎氏の目がキラッと光って「今日はお二人とも珍しく自民党を褒めますね!」とツッコみ、伊藤氏が苦笑いをした。
なんと、長生きはするものです。
田崎さんと伊藤さんが、一瞬とはいえ通じ合いましたよww
どうも話の流れと伊藤氏の表情、コメントを比べて見ていると、自分が立ち上げに協力した民進党(というか民主党)に対しては思い入れが強いのですが、希望の党や立憲民主党については我関せずの姿勢のようでした。
そんな話題のエアポケットに入ってしまった時期なので、お二人がともに笑い合える時期が来たのでしょうね。
どうせ直に、自民と反自民に別れてもとの二人の関係に戻るでしょう、間違いなく。
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この記事を書いてみるとアクセスが結構ありました。
二人のかけあいは数年前から行われているし、全然ホットなネタじゃ無いにも関わらず定期的なアクセスがあるので、世間の関心はずっと高かったんだなと再認識しましたw