これまで態度未定としていた石原派が、安倍支持を表明した。
これまで態度を保留していたのは同派最高顧問の山﨑拓元副総裁が、石破茂を支持していたため。
ただ石破氏時一本に動くかもとみられていた竹下派が自主投票に決着したことで、首相に近い森山国対委員長らは危機感を募らせ、派の方針を前倒しで表明することを決めたという。
ただこのタイミングで遅れに遅れて安倍支持を宣言しても、得られる褒美は少ないとみられる。石原派内部では、単に今後の山﨑拓氏の影響力が小さくなっただけかもしれない。
これで党内7派のうち5派閥が安倍首相支持にまわることになった。後はどれだけ大差で石破氏に勝利できるかに焦点が集まりそうだ。